通貨のボラを把握するのに便利なのがボラティリティインジケーターです
ボラティリティの意味はこちら
ボラティリティ(Volatility)とは、一般的に価格変動の度合いを示す言葉で、「ボラティリティが大きい」という場合は、その商品の価格変動が大きいことを意味し、「ボラティリティが小さい」という場合は、その商品の価格変動が小さいことを意味します。引用:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ho/J0280.html
ボラティリティのことを「ボラ」と略していう人も多いです。
ボラティリティの小さい通貨ペアと大きい通貨ペア
FXは、ボラが大きい通貨ペアでトレードしたほうが利益を伸ばしやすいです。(その反面損も大きくなりますが・・・)
ボラが小さい通貨で何度もスキャルやってても、全然伸びず時間と手数料だけが取られていきますからね。
時間効率を考えても、ボラが大きい通貨で素早くトレードを終わらせたほうが効率が良いです。
特にデイトレやスキャルの場合なんかだとそうですね。
ちなみに、ボラティリティが小さいのがドル円です。
たまに大きく動くこともありますが、基本はレンジと小さいトレンドを形成するぐらいです。
逆にボラティリティが大きいのが殺人通貨の「ポンド」ですね。(GBP/USDやGBP/AUD)
そして金。金ドルはボラが高すぎてあっという間に損切りにも引っかかるのでギャンブル通貨ですw
金ドルのようにボラが大きい通貨は、ロスカットされて即死する可能性もあるので注意しましょう。
ボラティリティインジケーター
本題のボラティリティインジケーターですが、何のためにあるのかというと、ボラが高い通貨ペアを瞬時に把握するための道具です。
こんなバーのやつですね。
このバーがボラティリティを表しているボラバーです。
画像引用:https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/25007
この意味は
例えば、
ボラティリティの小さいドル円だとこんなに長いです。
これだと20pips取るのに、かなり上下に相場が動かないといけないので苦労します。
対して、ポンド円
同じ20pipsでもドル円の半分ぐらいの長さなので少しの値動きで大きなpipsを獲得できるのがわかりますね。
こんなふうに、ボラティリティバーを見れば、その通貨ペアのボラの大小が一瞬でわかります。
この手のインジケーターは結構あるのですが、fxismの及川さんの動画でも緑色のボラティリティバーがでてきますよね。
及川さんのは「天才チャート改」なので一般公開されていませんが、似たようなものが無料インジケーターでいくつかあります。
ボラティリティを表示する無料MT4インジケーター
ゴゴジャングル(gogojungle)に無料のボラティリティインジケーターがあったのでリンクを貼っておきます。
指定pips分の値幅を示すバーをチャート上に表示
色やpipsの設定も変更できますし無料なのに高機能ですね。
【zz_PipsBar Ver 1.05】指定pips分の値幅を示すバーをチャート上に表示。MT4用カスタムインジケーター。
平均ボラティリティの値幅を示すバーをチャート上に表示
もうひとつ、同じ方の無料インジケーターで「本日高値・本日安値、過去n日間の平均ボラティリティ」などを表示できるインジケーターもありました。
【zz_VolatilityBar Ver 1.01】平均ボラティリティの値幅を示すバーをチャート上に表示。MT4用カスタムインジケーター。
組み合わせるとかなりいい感じです。