SONYといえば、突然故障しやすいというイメージがありますが、うちのノートパソコン「VAIO Z」も例外なく突然バッテリーが故障しました。
故障と言っても、電源をつないでおけば問題ないのですが、バッテリーの充電メモリがずっと0%になっているという状態。
このままだと、バッテリーが0%なので電源を外して外に持ち運んだりはできません。
バッテリーだけ購入して交換できればよかったのですが、バッテリーを取り外せないタイプのノートPCなので、修理に出した場合はパソコンが使えなくなってしまうので避けたいです。
バッテリーが0%のままは故障なのか?
さっそく寿命なのか故障なのか調べることに・・・
ソニーの公式ページによると、
- バッテリーを認識している場合
- バッテリーを認識いてない場合
の2パターンがあります。
VAIOのコントロールパネルからもバッテリーの状況を確認してみたら0%でも認識はしていました。
VAIOの状況を簡単にまとめると
- 電源をつないで稼働する
- バッテリーは認識している
- 電源をつないでもバッテリーの充電%は常に0%のまま
- バッテリ充電ランプはついているのでバッテリー充電器の故障ではない
という感じです。
バッテリーを認識している場合
という状況で、ソニーの公式に書いてある「バッテリーを認識している場合」を見ましたがに「まずは10%以下までバッテリーを使って充電しなおす」というやり方はできません。
バッテリーが認識されている場合 いたわり充電がOFF の場合でも100% まで充電ができない場合は、AC アダプターを接続せず、充電残量が「10%以下(0%~10%)」になるまでPCを使用します。 ※その際、省電力や休止状態・スリープへの移行等の機能は、一旦OFF にします。 10%以下までバッテリー残量が減ったら、ACアダプターを接続して、100%まで充電が可能になっているか確認します。 100%まで充電できない場合は、再度、バッテリー残量が 10%以下になるまで使用してから、100% まで充電ができるかを3~5回繰り返し、確認します。【[VAIO_PC] バッテリーが充電できない場合の確認事項 – VAIO サポート FAQ より引用】
公式の説明によると、これでダメだと、バッテリーかVAIO本体が故障している可能性があるので、VAIOサポートセンター「修理相談窓口」まで出さないといけなくなります。
一応、その下にバッテリーを認識いてない場合の対処方法もあったのですが、こっちをやってパソコンの電源が入らなくなったら嫌だな・・・
と思いこちらの方法はすぐに試しませんでした。
バッテリーの充電器を外して放置
困って検索したところ、教えてGooにリチウムイオンバッテリーは、0%になることはよくあります。
という書き込みがあって「1日VAIOを置いて様子見」をして見ました。
翌日電源をつけてみた所、相変わらず状況は変わらず。
バッテリーを認識してない場合の対処方法
仕方ないので、ソニー公式に書いてある「バッテリーを認識してない場合の方法」を試してみました。
要は、バッテリーを放電するようで難しくはありません。
バッテリーがついてる場合は、周辺機器とバッテリーを外してから5分間程度放置して放電します。
うちのVAIOはバッテリーオフボタンが付いている機種なので、周辺機器を取り外してクリップを伸ばしてパソコンの後ろにあるバッテリーオフボタンを3秒間長押しました。
穴はVAIOの後ろ側にあります。
クリップがない人は、ホッチキスの針を1本折り曲げてもいけます。
そのあと5分程度放置して放電します。
放電後にVAIO本体にACアダプターのみを装着して電源を入れてみました。
すると・・・
バッテリーが充電されるようになっている!!!!
無事、治ったようです。
修理か交換にださないといけないと思いましたが、放電をするだけで解決。
ちなみに「電源を入れてBIOS設定値の初期化を行い、その後のバッテリーの認識、および充電できるかを確認します。」という手順はしませんでした。
BIOS設定は素人が触らないほうが良いでしょう。
いたわり充電モード
VAIOのノートパソコンには、自動的にフル充電しないようにする「バッテリーいたわり充電モード」という機能があります。
100%までフル充電したバッテリーで充放電を繰り返すと、2年ほどでバッテリーの駆動時間が購入時の約半分になってしまうそうです。
それがこの「バッテリーいたわり充電モード」でフル充電をしないようにすると、バッテリーの寿命を延ばすことができるんですね。
というわけで、外出時のバッテリー充電は100%よりも減ってしまいますが、80%に設定しておきました。