以前、東京都内の湾岸にあるタワーマンションに住んでいましたが、とある事情で引っ越すことになりました。
タワマン引っ越しを経験して、いくつか普通のマンションと違う引っ越しポイントがあったのでメモとして残しておきます。
タワマンの引っ越しのポイントとしては、下記の通りです。
引越し見積もりの概算金額はあくまで概算。タワマンを考慮していないのでそれより高くなる。
タワーマンションに対応できない引越し業者もある
タワマンの引っ越しに慣れた業者に任せるのが一番
引越し見積もりは電話じゃなくてメールのほうがいい
繁忙期はさけて引越し見積もりをとる
タワマンに限らず、引っ越し全般に言えますが、8月下旬は第2の繁忙期で引越し料金が倍に跳ね上がります。
なので、8月下旬の引っ越しは避けて、上旬からお盆、中旬の20日までに引っ越しをしたほうがお得になります。
ちなみに、第1の繁忙期は、3月~4月です。この時期の引越し料金は年間で一番高いし、引越し業者の割引も渋くなるので避けたほうが良いです。
私は、8月上旬に引越し見積もりをとって下旬引っ越しの予定だったのですが、引っ越し見積もりを見て引越し日を中旬に変更しました。
電話がないスーモの引越し見積もり
よくネットやCMで見かける緑の「スーモ」で引っ越し見積もりをとってみました。
以前、引越し侍というところで見積もりをとったのですが、見積もり後に電話が沢山かかってきて嫌気が差したので今回は電話がないスーモにした次第です。
東京都中央区
引越し前の間取り 2LDK(タワマン)
引越し後の間取り 1LDK(タワマン)
と引っ越し入力をして名前とメールアドレスの入力欄へ。電話は必須入力ではありません。
スーモの引越し見積もりの良いところは、電話の入力が必須ではなくメールで見積もりがもらるという点ですね。
もちろん、電話攻撃もありません。
その後、すぐに中小と大手の引越し業者から見積もりが来てざっとこんな感じ。
この時点で2万と5万で開きがありますね。
入力欄には、タワーマンション(20階建て以上)か普通のマンションか?という項目もありませんでしたし、概算見積もりはタワーマンションを考慮してないので安めの見積もりがでてきます。
1人暮らしでもタワマンの引っ越しで2万は無理があるのであくまで参考値と思っておいていいと思います。
サカイ引っ越しセンター、アリさんマークの引越社、豊田引っ越し、ハート引越センターは概算見積もりなしでした。
概算はありませんが、この後にサカイ、豊田、ハートは個別に概算見積もりと訪問見積もりのメールがきました。
他社からもこのようにメールが沢山きますが、無視しても構いませんしゴミ箱に捨ててもOKです。
サカイのように訪問見積もりでお米がもらえる引越し業者もあるので、メールに書いてある特典を確認しながら見積もりを依頼すると良いですね。
なぜかアリさんマークの引越社だけちょっと遅れてメールが来たのですが、営業さんに聞いたところ、システムの不具合なのかメールが到達しない事がよくあるそうです。
アリさんの訪問見積もりでも事前の確認メールが到達せず、突然訪問見積もりがやってきたので驚きましたw
タワマンの引っ越しができない業者もある
1点、注意したいのが「タワーマンションに対応した引越し業者は限られている」という点です。
私がアーク引越センターに電話したところ、20階建て以上のタワーマンションは引っ越しができないとお断りされてしまいました。
たぶんですが、タワーマンションとなると防災センターへの連絡や養生などの対応があるためそれなりの経験とノウハウが必要になるからでしょう。
それと、アークのような中堅の引越し業者ですと建物を傷つけたときの保証などで赤字になってしまう事もあり慎重になっているのかなと。
ただ、長距離引越しの引越のプロロのように大手じゃない引越し業者が作業してるところもみたことあるので、中小の引越し業者=タワマンNGというわけでもなさそうです。
タワマンで指定される引越し業者
湾岸周辺のタワマンでよく見る引越し業者は、
アリさんマークの引越社
サカイ引越センター
アート引越センター
あたりです。タワマンの引っ越し指定業者になっている事もあります。
なるべくなら、スーモで見積もりをとった後はこの中の2,3社に訪問見積もりをしてもらって価格を競わせて安くしたほうが良いですね。
こんなに違う!大手引越し業者の引越料金。安いのはどこ?
実際に複数社から見積もりを取るとわかるのですが、引越しの料金は来た営業によってかなり変わります。
実際に2LDK→1LDKへの引っ越しで、訪問見積もりをしてもらいました。
サカイの訪問見積もり結果
はじめがサカイの見積もりだったのですが、5万~7万を想定していました。
しかし提示された見積もりは・・・
¥133,660(税込み)
なんと単身なのに13万円超えの引越し見積もり・・・
来たのは新人っぽいお兄さんで、まだ引っ越しのいろはも知らないような雰囲気でした。
区内の引越で近いのに、引っ越し時間もなぜか午前9時搬出で、午後2時から搬入という謎のスケジュール
その後、値引きという言葉もなく終了。
あとから気づいたのですが、8月下旬の引っ越し日を指定したのも料金が高くなった原因のようです。
サカイといえば、値引きが強いというイメージでしたが見積り担当によって大分値段も変わるんだなと思いました。
アリさんマークの引越社の訪問見積もり結果
次にやってきたのがアリさんの営業主任。
風貌は、昭和の演歌が好きそうなおじさんでしたが、かなりタワマン事情に詳しい人で頼りになりました。
こちらは、8月下旬に頼むと引越し料金が倍になるというのを見て、引っ越し時期も16日~20日にずらして依頼。
提示された見積もりは・・・
¥75,600円(税込み)
お値段はなんと7万5千円!
サカイとアリさんマークの引越社の差額、なんと58,060円になりました。
まさかここまでの差がでるとは・・・
サカイに比べて圧倒的に安い!
ほかにも、
という湾岸のタワマンの引っ越し事情のうんちくを述べながら軽快に見積もりをとっていたのが印象的です。
スーモでの見積もりだから30%OFFっていう事も言っていたので、引っ越しの見積もり比較サイトから申し込むことで割引もしやすくなっているのかもしれませんね。
やはり引っ越しの見積もりは複数からとって比較したほうがお得という感じでした。
アリおじさんのほうがタワマンの引っ越しに慣れている感があって、
という一言や、値段が5万以上安かったので、最終的にアリさんマークの引越社に決めました。
SUUMO引っ越し見積もり(電話番号入力不要)
通常、引越し見積もりは各社から電話がかかってきます。
それがウザいという人も多く、そんな人にはこちらのSUUMO引っ越し見積もりがおすすめです。
電話番号の入力をしないでも無料で引っ越しの見積もりが出来ますよ。
とりあえずメールで引越し料金を比較してみたいという場合は、リクルートが運営するスーモの引っ越し見積もりを使ってみてくださいね。