FXを始める準備として必要なのがパソコンですよね。
スマホやipadでもトレードはできますが、勝てるFXを目指すならパソコン+MT4は必須です。
15年以上エンジニアをやってきて、パソコンも20個ぐらい買い替えてきたので、その経験を元に簡単にFX用のパソコンをまとめました。
FXで勝つためにパソコンは必要か?
FXはスマホでも簡単にできますが、長く勝ち続けている人は、だいたいがパソコンでテクニカルチャート分析をしています。
スマホのMT4アプリもありますが、画面が小さいのでやりづらいですし、MT4スマホアプリには有料・無料のカスタムインジケーターをインストールするができません。
ですので、パソコンを用意するのが一般的です。
パソコンはFXの経費にできる
副業、個人事業主問わず、パソコンは、FXの経費にできます。
そもそもFXは、他の業種のように仕入れもないし在庫もありません。
FXで経費になりそうなものは、書籍、パソコン、有料インジケーター、有料EAとあまり多くありません。
もしFXで稼いだときに税金を沢山払う事になるので、将来的に勝つ自信があるなら先行投資で経費を沢山使ったほうが良いですね。
確定申告前に慌てて節税対策するよりは、あらかじめFX用のパソコン一式を購入しておいたほうが慌てなくてすみます。
FX取引に最適・向いているパソコン
日本の証券会社を使うなら専用アプリをインストールするスペックが必要ですし、海外FXをするならMT4をインストールするスペックが必要になります。
日本の証券会社のFX推奨スペック
日本の証券会社のパソコンアプリの必要スペックを見ると下記のようなスペックが要求されています。
DMMFX PLUS
CPU:Intel Core 2 Duo 2.93GHz以上
メモリー:2GB以上
解像度:1024×768以上
通信回線:ADSLや光ファイバーなどのブロードバンド通信環境
楽天証券
MARKET SPEED FX
CPU:3.0GHz以上
メモリ:2GB
MT4を使うパソコンの推奨環境
こちらは、いくつかの証券会社に書いてあるMT4の推奨スペックです。
OANDA
CPU Pentium 1GHz(推奨:2GHz以上)
メモリ512MB以上(推奨:1GB以上)
モニタ800x600以上(推奨:1024x768)
外為ファイネクスト
CPU:1.2Ghz
メモリ容量:1GB
インターネット接続 : ブロードバンド
日本の証券会社のアプリは比較的高めのスペックが必要で、MT4はそこそこのスペックが推奨されていますね。
CPU
Intel Core 2 Duoは一昔前のCPUで、今はcore i7・core i5などが主流です。
早さで言うとcore2duoが普通車で、core i7がレース用のF1ぐらいの早さという感じでしょうか。
core i7のCPUを選んでおけば間違いありません。
メモリ
メモリに関して言えば、最低でも2Gぐらいはあったほうが良いですね。
もし、複数のチャートを開くなら8GB~16GBあれば動きが遅くなるということはないです。
メモリ自体はそんなに高くないので、16GBにしておけば安心です。
画像処理
グラフィックは、ゲームのように3D処理などは必要なく、追加でグラフィックボードがついてる必要はありません。
ただ、解像度は高いほうが良いです。最低でも「1920×1080」以上がでればOKです。
もしトレード結果を動画保存したり、youtubeにアップするために動画編集をするならNVIDIA GeForceかAMD Radeonというメーカーのグラボが搭載されたパソコンにしておけばOKです。
4K対応ならより見やすくなります。
ハードディスク
ハードディスクは、余裕を持って1テラあれば十分でしょう。
ハードディスクは、「HDD」ではなく読み書きのスピードが早い「SSD」を選びましょう。
モニター
FXトレーダーで、モニターが4枚~6枚ぐらい使ってる人がいますが、チャートを多く見る人は複数枚必要になるかもしれません。
でも、モニター1枚でタブで切り替えてトレードしてる人や、バーチャルデスクトップを切り替えてトレードしている人もいます。
あまり多くても情報が入ってきすぎてトレードに迷いが出てくるので、多ければよいというわけでもありません。
最初は、1枚か2枚から初めて、もしトレードをする過程で追加モニターが必要だと思ったらipadなどをサブモニターとして活用したほうが良いのかなと。
FXパソコンスペックのまとめ
上記のことを鑑みて、2020年1月時点で初心者がFXを始めるために必要なスペックは下記の通りです。
CPUインテル core i7
メモリ 8GB~16GB
グラフィック・アクセラレーター:GeForce製品
ストレージ SSD:512GB~1TB
モニター枚数:1枚~2枚程度
このぐらいのスペックがあれば、デイトレやスキャルピング、EAの自動売買どれでも対応できます。
デスクトップPCとノートPCどちらがいい?
デスクトップは画面が大きく、長時間つけっぱなしにしても熱がこもらないので耐久性は高いです。
ノートPCは、長時間稼働させると本体が熱くなるので冷却が必要になってきます。
チャートを見てやる場合は、デスクトップPC+モニター2枚ぐらいあったほうがやりやすいので、自宅にパソコンを置く場所があればデスクトップ。
もしなければ、ノートPCという感じで良いと思います。
FXパソコンのメーカーはどこがいい?
大手のパソコン
ソニーのvaio、lenovo thinkpad、NEC、DELL、HPなど大手メーカーと安価なBTOパソコンを扱ってるドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房などがあります。
個人的なおすすめは、デルですね。
大手のパソコンは、最初から余計のソフトやツールが入っていますが安心感があります。
お値段は、上記スペックだと15万~30万と少し高めなので予算がある人向けです。
公式だとコロナの影響などで納期が1ヶ月~3ヶ月かかってしまうものもあります。
アマゾンなら即納で値段も安くなってるので、公式にこだわらないならアマゾンなどで購入するとお得です。
BTOパソコン
対してBTOパソコンは、大手と同等のスペックで安いです。
お店の知名度がないので、少し不安感はあるかもしれません。
お値段は、上記スペックだと10万~20万と安く購入できるのがメリットですね。
BTOで人気があるのは、マウスコンピューターです。テレビCMもやっているので知名度も上がってきました。
性能+デザインが良くて安いのがいいですね。
BTOパソコンとはBuild To Orderの略で、「受注生産」を意味します。 既製パソコンより詳細にパーツ構成(メモリ・ハードディスクなど)をカスタマイズすることが可能です。予算や用途などのご希望に応じて自由に選べるのが魅力です。 https://www.dospara.co.jp/5info/cts_bto
若干、玄人向けになりますがドスパラも安いです。
パソコン(PC)通販のドスパラ【公式】
AppleのMac
Macは、windowsを使ったことがなくスマホだけしか触ったことがない初心者にはとっつきやすいです。
値段は高いですが、imacは画面が大きいし、オールインワンのパソコンになってるのでトレードにもちょうど良いです。
ただMac対応のMT4は、文字化けしたり不具合が多かったりとあまりおすすめできません。
もしMacでMT4を使う場合は、bootcampを使ってwindows10をインストールして使うのが良いですね。
スイングトレードやEA自動売買の場合はVPSが安全
スイングトレードやEAで自動売買する場合は、365日24時間パソコンの電源をつけっぱなしにする人も多いです。
※スイングは、利確やストップをEAで制御する場合
なので、自宅VPSのWindowsサーバーを借りたほうが安全だと思います。
もしつけっぱなしでパソコンが熱くなって火事にでもなったら大変ですからね。
ただし、VPSサーバーをレンタルしないといけないので、月に1000円~3000円かかるデメリットがあります。
VPSの操作自体は、windowsのリモートデスクトップをインストールしてVPSにアクセスするだけなのですが、初心者には難しいので分かる人だけ使ってみて下さい。
